各フィガーの第1歩または数歩間における回転量のこと。
この回転量は、足の方向(体ではなく)を基準として計算され、全回転(360度)を8等分した割合で表現される。(但しラテンでは足の方向でなく身体の方向で計る場合もある)
1/8 1/4 3/8 1/2 5/8 3/4 7/8 1回転(又は全回転)
1/8回転(45度/360度) 3/4回転(270度/360度) 3/8回転(135度/360度)
1/2回転(180度/360度) 5/8回転(225度/360度) 3/4回転(270度/360度)
7/8回転(315度/360度)
【回転量の記し方】
通常、足と体は同じ方向を向いているが、時にはその方向が異なる場合がある。例えばワルツのナチュラル・ターンの前半において、女子は内側回転となり「1と2の間で1/3、体の回転は少なく、3で体の回転を完了」となるが、回転量の表記には一般的な法則があることに注意してほしい。即ち内側回転(後方へ回転する場合)は2歩で足の回転が完了されるが、外側回転(前方へ回転する場合)では3歩の回転継続によって回転量が完了される。この法則の例外となるものは、内側回転でも外側回転でも同じ歩数で回転量を完了する次のフィガーなどである。
フォックストロットのプル・ステップ、ヘジテーション・チェンジ、クローズド・インピタス、アウトサイド・チェンジ、ピボット、その他。