フィガーの順序を決めて踊るダンスのことで、この様式のダンスは、20世紀初頭まで一般に踊られていた。足の置き方もバレエのテクニックが使われ、全員同じステップで、通常8~16小節を繰り返し、集団で踊られていた。現在もパーティー・ダンスやオールド・タイム・ダンスとして踊られている。
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サポーティング・フット(Supporting Foot)
体重を支えている足。ムービング・フットの対照語。
サイド・リーディング(Side Leading)
前進または後退の時、動く足と共に同じ側のボディを動かすこと。
以前はショルダー・リーディングと言っていたが、『ボールルーム・ダンス・テクニック』からは、”サイド・リーディング”と改められた。
注:サイド・リーディングは結果的にこの形になった場合には、チャートに記すことは省略される。例えば、ワルツのウイングの女子の第2歩、あるいはクイックステップのフォワード・ロックの第4歩等。しかし、タンゴでは右足ウォークのように、結果的にこの形が出た場合でも記すことになっている。
サイド・スウェイ(Side Sway)
右または左足を横にステップして膝をゆるめ、他方の足をのばし、体を少し傾けること。
コントラリー・ボディ・ムーブメント・ポジション(Contrary Body Movement Position)
ボディ・ラインを保って、支え足の線上または支え足を少し越えて(前方または後方に)置かれた足の位置。
CBMPの略語が使われる。
CBMPが使われるのは、
(1)すべてのアウトサイド・ステップ。
(2)ピボット・ターンで前方または後方に保つ足。
(3)タンゴのクローズド・ホールドで左足を前進するとき、および右足を後退するとき。
(4)プロムナード・ポジションで前進するときの男子の右足と女子の左足。
(5)フォーラウェイに後退するときの男子の左足と女子の右足。
(6)チェンジ・オブ・ダイレクションの男女の第3歩目。
おおむね以上のような場合であるが、その他にもコントラ・チェックのように、特にCBMPにステップする場合もある。
コントラリー・ボディ・ムーブメント(Contrary Body Movement)
ボディ・アクションである。
前方または後方に動いている足の方向に体の反対側が回転すること。通常、回転を起こすとき。
CBMの略語が使われ、すべての回転やカーブするフィガーに用いられる。
コントラ・ポイント(Contra Point)
男子、左足を前方へCBM(コントラリー・ボディ・ムーブメント)でCBMP(コントラリー・ボディ・ムーブメント・ポジション)にトーでポイントするフィガー。(注:体重をかけないコントラ・チェック)
コントラ・チェック(Contra Check)
フィガーの名称。『ボールルーム・ダンス・テクニック』のワルツとタンゴのネームド・バリエーションに記載されている。
コンティニュアス・ウイング(Continuous Wing)
男子は左足を軸に左回転し、女子がその周りを小走りにウイングのステップを数回繰り返して踊ることからこの名前がつけられた。
コンティニュアス(Continuous)
動作を継続して行うこと。